ブランドを販売スタートさせて3カ月が経ちました。
主にインスタグラムで情報発信をしておりますが、ありがたいことに徐々にお客様の顔も見えてきております。
今回はユニセックスについて語りたいと思います。
基本のボディに対してオーバーサイズのデザインにしたのは、トレンドもありますがデコントラクティーをユニセックスブランドにしたかったからです。
デコントラクティーは体にフィットしラインを拾うシルエットではなく、服がシルエットを形作るデザインにしています。
また、裁ち切りをしていたりとヒネリのあるデザインを入れています。
着る人の体形に多少は左右されますが、男女関係なく同じようにデコントラクティーの世界観を纏っていただけます。
今の時代は性別に関係なく、自由に自らの意志で生活する時代です。
もちろん文化として「男らしさ」といった「らしさ」の追求はあってもいいとは思います。
けれど、性別に縛られて本質を見失ってはいないだろうかと、考えることも日々の中で多くあります。
まず最初に「男らしさ・女らしさ」ではない方がいい。2番目か3番目でいいのです。
令和になり日本人の感覚も変わってきました。
本当に大切なことは、性別ではなく人間性だということが、理解されてきています。
ですから、着る人の人間性がうまく表現される服が、いい服(求められる服)なのだと思うのです。
スポーツウエアもそうですが、ユニセックスの服は性別に媚びないニュートラルなデザインです。
性別だけでなく、年齢も関係ありません。
気に入っていただければ、何年も長い間着ることができます。
着た時に自分の好きな雰囲気が表現できて、それが本当の人間性なのだということが、確かな自分の生き方なのではないでしょうか。
デコントラクティーのメインビジュアルは男女のモデルを双子のように撮影しています。
男女でシェアもできる、親子でもできる、そんなブランドをこれからも目指していきます。
decontractee
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ito