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2022/02/01 13:33


先日、ショットバーでバーボンウィスキーを好む話をしていたときバーテンダーに
「スコッチではなくバーボン好きな方は、ロマンチストではなくダンディですね」と言われて、面白いなと思いました。

そのバーテンダーにはスコッチ好きにはロマンティック追求型が多く、バーボン好きにはダンディズム追求型が多いという考え方があったのです。
ロマンチストの対義語はリアリストです。ダンディの対義語はありませんので、バーテンダーの人生観から生まれた考え方なのでしょう。
それでも単純に面白いと感じたのは、その考え方がなんとなくわかるような気がしたからです。

ウィスキーの中ではバーボンは力強く癖があり甘みも強い。
スコッチは熟成したものが多いので上品なまろやかさがありますが、独特なスモーキー感があったりと複雑です。
複雑さよりも力強さを追求するなかには少なからずダンディズムがありそうです。


ダンディとは、「一般に,男性の〈一分の隙もない身だしなみ〉〈伊達(だて)好み〉の気風や美意識を意味する語。ダンディズムの実践者はダンディdandyという。英語起源の言葉で,18世紀の終りころ新造語として登場,19世紀初頭から中にかけて広く普及し,ヨーロッパ諸国語においても用いられるに至った。本来,フランス王朝風俗に影響された華美・柔弱な18世紀男子服に対する反動として,イギリスのジェントリー層に生まれた,ダーク・カラーを基調とする狩猟着にお洒落(しやれ)の真髄を見いだそうとする趣味に端を発している。」(『株式会社平凡社 世界大百科事典』 第2版)

ダンディとは中産階級であるにも関わらず、貴族の生活様式をとりいれようとした人々のことを指していました。
貴族社会への反骨精神を伴っていたのですね。
華美・柔弱なものをロマンティックだと仮定すれば、反対のものがダンディということになるのかもしれません。

デコントラクティーといえば、勿論ダンディです。
ショットバーに現れる人は前提としてロマンチストが多い気がしますが感覚でしかないので、
バーテンダーに実際どうなのかアンケートを取ってみたいですね。

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