もともと“服”は家庭裁縫と専門の仕立て師による職人業でした。
工場の形成は300年前のイギリスの産業革命が発端で、縫製工業は150年前のミシンの出現により手縫いからミシン縫いとなりました。
そもそも織物にしても毛糸にしても素材自体が貴重だった時代には、
セーターをほどいて編みなおしたり、シャツもパッチワークのように縫い直されていました。
服は着た時に作った人の想いが重なるものだったのです。
コンビニ弁当と家族の手料理が違うように、
大量生産で機械的に作られた服と手縫いの服はどこか温もりのようなものが違います。
今の時代に手縫いで服をつくることはとても困難なことで、
工業製品を安価に買って着用することが間違っているわけではありません。
ただ、今アパレル業界(アパレルに限ることではありませんが)で問題視されているように、大量廃棄の問題や、賃金の安い労働力を使うために外国で生産することが、いつかは限界が来てしまいます。
デコントラクティーは生地も縫製も日本製です。
手縫いではありませんが、腕のいい職人が集まる縫製工場で縫っていますので、
人の温もりが伝わるような服に仕立てられていると思います。
4/20から京都の伊勢丹のリスタイルにあります「oooオーオ」でポップアップが決定しております。
オーオの方に声をかけていただいたときは本当に嬉しかったです。
関西方面の方には実際に素材に触って試着していただける機会なので、ご来店いただければ幸いです。
【オーオ インスタグラム】
https://www.instagram.com/ooo.muni/
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